紫外線が一番強い時期になって日焼け対策はしっかり行ってますか?
コロナの影響でマスクを着用して外出する機会が多くなってきました。普段なら顔にも日焼け止めクリームやスプレーなどすると思いますがマスクをしていて手薄になっていませんか?
先日、情報番組でマスク焼けのニュースが報道されていました。マスクによる部分的な日焼けだったので、今ではマスクでも日焼け対策ができると言われているそうです。
本当にマスクで日焼け対策ができるのでしょうか?
その答えは…UVマスクを着用すればできます。
この記事では紫外線の正しい知識とUV夏マスクによる日焼け予防の詳しい効果や選び方を3つご紹介します。
夏マスクで紫外線は防げるのか
マスクを着用するのは風邪対策やウイルス対策、暖かい時期では花粉対策の時が多いですよね。日差しが強い夏場でマスクをしている人は殆ど見受けられません。
マスクを着用していても暑苦しくなることからマスクの外してしまう方もいるでしょう。
ですが、日焼けの原因の紫外線は直接上から降り注ぐだけでなく「散乱光」や「反射光」などでさまざまな方向から肌にダメージを与えます。仮に帽子や日傘などを取り入れていても、車やガラスの反射光などがあれば下からダメージを与えるのです。
この時にマスクを着用していれば、少なくとも顔の半分ほどの面積は紫外線から守れる事になります。しかし、普通のマスクでは日焼け防止効果がほとんどありません。ただマスク着用すれば良いという訳ではないのです。
地表に降り注ぐ紫外線の約9割を占めるのがUVA=「A波」波長が長く雲や家の中・車の窓ガラスも透過して肌にも到達するため「生活紫外線」とも呼ばれます。
UVAを浴びると、肌はゆっくりと黒くなり、シワやたるみを引き起こします。
波長が短いのがUVB=「B波」屋外での日焼けの主な原因となるため「レジャー紫外線」とも呼ばれます。たくさん浴びてしまうとすぐに赤く炎症を起こし、メラニンをつくらせ、シミや色素沈着の原因になります。
UVカットマスクの仕組みと効果
UVカットマスクとは紫外線防止加工が施されたマスクの事で紫外線を反射する成分を織り込んだ糸で作られているので、肌に降り注ぐ紫外線を防止してくれます。
また顔の全体を守れるように普通のマスクよりも大きめに作られていることも特徴です。
パッと見ただけでは普通のマスクとあまり変わりがないので、違和感なく普段通り着用できるのも嬉しいポイントです。
さらに最近では夏場でも快適にUVカットマスクが着用できるようにひんやり冷感タイプや速乾性、通気性に優れたマスクなども登場しています。
夏マスクの選び方
日焼け予防としてUVカットマスクを選ぶ際に以下の3つに注目して選びましょう。
- 利用シーンに合わせて選ぶ
- UVカットマスク効果に注目する
- 他の機能性もチェックする
利用シーンに合わせて選ぶ
通勤用や直射日光に当たらない比較的短時間の外出であれば普通のマスクに近い「マスクタイプ」がおすすめです。
イベントなどで屋外にいる時間が長い場合は、顔全体を覆うカバーしてくれる「フェイスカバータイプ」のUVカットマスクを選ぶことをおすすします。
UVカットマスク効果に注目する
UVカットマスクにも、日焼け止めクリームなどの「SPF/SPA」に似た「UPF」が記載されています。
※「UPF」とはUVカットの世界的基準値で遮蔽能力を有する指標。
簡単に言うと衣類や窓ガラスに貼るフィルムなど、直接人体に触れずにどれぐらい紫外線から保護できるかを数値で表したものです。
ちなみに「SPF/SPA」は日本独自の規格で、肌に塗った際にどれぐらい紫外線から保護できるかを数値で表したものです。
基準値の最高値は「UPF50+」になっています。日焼け対策をするなら「UPF40~50+」のマスクを選ぶと良いです。
他の機能性もチェックする
UVカット効果の高いマスクを選ぶ事が大切ですが、最近では速乾性や通気性に優れているもの、かいた汗を乾きやすくしてくれるものが多くあります。
使い捨てタイプや何度も洗えるタイプまでありますので、用途や頻度に応じて自分にあったマスクを選んでみると良いでしょう。
おすすめ夏マスク
マスクタイプ
フェイスカバータイプ
まとめ
紫外線の正しい知識とUVマスクによる日焼け予防の詳しい効果や選び方はお分かり頂けたでしょうか。
去年までならここまで注目されていなかったであろうUVマスクですが、コロナの影響もありこれからもマスクの需要は暫く続くと思われます。
そんな中でどうやって暑い夏を乗り越えるかを考えていかなければなりません。
「コロナ」「紫外線」「熱中症」の3つは少なくとも満足いく予防をしないといけませんので、本格的な夏を迎える前にこの記事を参考に是非早めの準備をする事をおすすめします。